柔道 海老沼の
旗判定が覆った理由と
ジュリー制度とは?について。
7月29日の今日は、ロンドン五輪第3日です。
連日柔道の試合が面白くてついつい見てしまいますが、ちょうど見逃した海老沼選手の試合でとんでもない珍事がおこったのだとか。
というのも、柔道男子66キロ級の海老沼匡選手は準々決勝で、韓国のチョ・ジュンホ選手をを破ったのですが、それは審判員の判定が覆るという異例の展開だったんです。
海老沼選手の準々決勝は、延長戦でも決着がつきませんでした。
そこで、審判の旗判定で決着が決まることになったんですね。
畳上の審判員3人が高々と挙げたのは、すべてチョ選手の優勢を示す「青」でした。
このままだと、海老沼選手は負けになるわけですが、これがおかしいと観客からは大きなブーイングが起こったんです!!
というのも、延長中盤に海老沼選手の小内刈りが有効とされながらも、副審との協議の結果取り消されていたんだそうです。
つまり、試合内容では明らかに海老沼選手のほうが押していたのに、なぜか韓国のチョ選手が旗判定で3−0ということだったわけです。
観客のブーイングに影響されたのか、畳の外にいた審判委員と審判員が協議を開始しました。
そして、旗判定をやり直すことになりました。
今度は3人の審判員全員が、海老沼の優勢を示す「白」を挙げたんですよ。
こんなことあるんですね。というか、こんな雑な判定で金銀銅メダルが決まるなんてちょっとしらけますねえ。。。
で、なぜこんなことになったかというと、柔道のジュリー制度というものが関係しているそうです。
柔道ジュリー制度とは、各試合場とセンターテーブルにジュリーと呼ばれる審判委員がいて、審判員のミスをチェックする制度です。
センターテーブルではビデオで試合をリプレイするシステムがあるんですね。
これは、もともと篠原vsドイエ戦の誤審対策としてスタートしたんだとか。
知らなかった。。。柔道も奥深いですねえ。
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2012-07-30 00:10
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