NHK連ドラ
純と愛 最終回のネット上の
感想をまとめました。
最後は、え?これで終わり??という感じだったというつぶやきが多かったですね。
純と愛、BS終了直後の視聴者の阿鼻叫喚
宮古島で「純と愛」の最終回放送を見る会というイベントがあったそうです。
そこでは、愛くん役の風間俊介さんがこう述べたそうです。
「これが僕らが示した希望の形。中には愛が目をぱちっと開けて話せばいいと思う人もいるかもしれないけど、本当に脳梗塞や脳腫瘍で倒れている人がいるのに、キスしたら目覚めるということを簡単にしてしまうことの恐ろしさがあった」
なるほど。確かにドラマだからという感覚だと、純のキスで愛が目を覚ますということが充分に想定されましたが(^_^;)
また、まほうのくに写真館で、ジュークボックスと横に立つ純が最後に登場しますね。
このことについて、風間俊介さんが、ジュークボックスは台風で壊れたはずなのに直っているが、作品中でジュークボックスを直せた人物は一人しかいないよね。
ということを話したとか。
多くの人が気になった、愛くんが結局目を覚ましたのかということは、ジュークボックスが直っているということで表現したというわけですね!
また個人的には、まほうのくに写真館が、最初から実在する人物を紹介してきていましたが、そこに純を登場させた意味も大いにあると思います。
純の身の回りには、不幸なことばかり訪れましたね。
でも、純は諦めずに希望を抱いた。
この描写をドラマの中の出来事だと捉えてほしくなかったんじゃないだろうかと思いました。
というのも、この作品は東日本大震災の被災者への応援メッセージが込められているからです。
これを理解していないと、朝ドラなのに重い気持ちにさせる最低なドラマだ!という評価になってしまうのだと思います。
「
別冊spoon. vol.34 62484-92 特集「ドラマと日常」 風間俊介『純と愛』最終回を語る (カドカワムック 488)
」において、風間俊介がこう語っているそうです。
「純と愛」が苦手な人は、きっと辛いところにいない「大丈夫な人」である。
対して、この物語を楽しんだり、支えに思っている人は「辛いことを知っている人」である。
後者の人たちに対して、「世の中は素晴らしい、希望に満ち溢れている、最高だよ」という言葉は必ずしも慰めにはならないのではないか。
これはなるほど。と思わされました。
そうそう、台風でめちゃくちゃになったホテルを綺麗にしなおす描写は、津波でめちゃくちゃになった建物を直すことへの応援メッセージだと感じましたね。
2013-03-31 23:31
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